[THE_EXPR_METHOD] 008 スムーズLOP~
初期設定では、floor()やif()といった関数は「ハードな」階段状のシグナルを生み出します。すなわちシグナルはあるレベル(値)から次の値に突然変わるのです。その変化はあらかじめ設定した関数とタイミングによって支配されています。
初期設定では、floor()やif()といった関数は「ハードな」階段状のシグナルを生み出します。すなわちシグナルはあるレベル(値)から次の値に突然変わるのです。その変化はあらかじめ設定した関数とタイミングによって支配されています。
※DJENTとはヘビーメタルのジャンルの一種です。
モジュロ演算子は(ニセの)ジェネラティブパターンを作るのに使うことができます。比較的簡単に使うことができるだけでなく、その処理はパラメータの変化に反応してくれます。言い換えれば、複雑な構造が簡単なオペレーションからもたらされ、あるパターンから異なるパターンへ移っていくのも素早く作ることができます。
ランダムな値を得ることは、作曲のアレンジにおいてバリエーションを生み出すためにしばしば用いられる素早く簡単な方法です。伝統的には[random]オブジェクトはこの目的のために使われます。(ランダム)オブジェクトをbangでトリガーして、特定の範囲の値を出力します。
モジュレーション、シーケンシング、タイムユニットの分割は、(ノコギリ波)シグナルを用いるシンプルな方法でした。それによって特定の機能を実現します。それらを合わせることによって作曲の「アレンジ」を決めることになります。
タイムユニットとは1個の音楽的な事象の長さのことを指します。それは相対的であり、1つのユニットはより小さなパーツに細分化することができ、もちろん集合化してより大きなセクションを形作ることができます。つまり、タイムユニットが4分音符として計測されれば、4つのユニットの合計は1小節となりますし、タイムユニットの半分の長さは8分音符になるでしょう。もしタイムユニットが1小節で表されるとするならば、4つのそれは音楽的なフレーズに用いられるかもしれません。そして16分音符は1ユニットの長さの1/16になるでしょう。
値の離散的な変化から切り離して考えると、シーケンシングのためのコントロールシグナルを作ることは、モジュレーションと全く同じアプローチと言えます。言い換えれば、与えられた波形の見た目を「変える」本質的な方法で、その結果が「ステップ状」の波形として現れると言えます。連続的でスムーズに値が変化しているシグナルを、量子化して限定された出力値に変形させることは、シーケンシングのためのコントロールシグナルを準備するための第一歩です。
モジュレーションとは本質的にあるシグナルの「形」を他のシグナルに適用していると見ることができます。例えば、あるオシレータ(キャリアシグナル)の振幅を、ノコギリ波(変調/コントロールシグナル)で変調させると、音量がクレッシェンドして最後に突然落ちる変化を生み出します。一方、三角波であればクレッシェンドとスムーズなデクレッシェンドになります。サウンドの結果はこのように変調されたシグナルの視覚的な表示と一致します。
モジュレーション(modulation)とシーケンシング(sequencing)は、サウンドシンセシスと音楽制作にとっての土台である2つの建築ブロックのようなものです。前者は音の精細な細部と音色をコントロールし、後者は時間上の音楽的なイベントのアレンジと構造を扱います。それらの定義は以下のように要約することができます。
事情によりだいぶ間が空いて年末になってしまいました。
2016/12/18(日) 13:00〜18:00
久々のPure Dataの勉強会です。エフェクターミニハッカソンと併催です。Pdについて、エフェクタについて一緒に勉強しましょう。
今回は先月NYUで開催されたPdCon2016の様子、Purr Dataについて紹介します。
もちろん飛び入りで個人作品の発表や質問も大歓迎です。
申し込みはCompassでお願いします。
https://effectorhack.connpass.com/event/46421/
あらかじめPureDataの最新版をインストールしておいてください。
Pd-extendedは2014年以来開発が止まり、out of dateになっております。
Pure Data Vanilla最新版のインストールをオススメします。
For installing externals using “deken” on Mac OSX, I was bit confused and finally found how to fix it.
I tested on both OSX Yosemite10.10.5 and El Capitan 10.11.4 and they work fine, now.
#20.5.2016 Gem 0.93.3 via deken is updated to official Gem by IOhannes Zmoelnig and it works now. I revise the following.
To conclude, Gem that is installed by only deken doesn’t work properly under my environment, Mac OSX running on Macbook Air or Pro or iMac.
You would restart Pd and face to Gem Externals are missed even installing by deken is finished without errors. This means Gem externals are not loaded. You need to load Gem-lib.
Somehow warnings telling Gem are duplicated come up after several times restarting Pd. Weird. I don’t have any ideas to fix it yet.
#added on 21.5.2016
If you have warnings of duplicated Gem, just delete the path of Gem from “Preferences – Path” and restart Pd. Then warnings would be gone and Gem works fine.
Once Gem is set in “Preferences – Startup”, the path in “Preferences – Path” is automatically made. You shouldn’t add it manually.
#added on 21.5.2016
“pmpd” library works with Gem therefore you need to some procedures for loading pmpd otherwise you would have warnings of both Gem and pmpd duplicated.
Pd vanilla is the on-going project so that I hope that Gem also become easy to handle someday. This procedure is just a bridge until then.
Enjoy!