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iPhoneでPdを使う (2) – MobMuPlatエディター

iPhone上に表示され、マルチタッチの操作に反応するスライダー、ボタン、トグルなどのMobMuPlatのインターフェースは専用エディターを使う事で自分で設計する事が可能です。
専用エディターはここからダウンロードできます。
ダウンロードを終えたら、zipを解凍しましょう。すると以下のような「MobMuPlat Distribution」と名付けられたフォルダが現れます。
[caption id="attachment_566" align="aligncenter" width="300"]MobMuPlat Distributionフォルダ MobMuPlat Distributionフォルダ[/caption]
フォルダの中身は以下のようになっています。

  • MobMuPlatEditor … エディター
  • MobMuPlatTemplate.pd … Pdパッチのひな形
  • Pd-0.43-0-vanillaForMobMuPlat.app … MobMuPlat開発用にチューンされたPd
  • PdWrapper.pd … MacOS上でのエディターとPd間のテストに使うパッチ、変更禁止
  • read me.txt … セットアップ方法の説明
  • Tutorial Patches … チュートリアルパッチの入ったフォルダ

それでは早速エディタをたちあげてみましょう。以下のような画面が表示されるはずです。

[caption id="attachment_573" align="aligncenter" width="300"]エディターの画面 エディターの画面[/caption]

左側にそれぞれ、「Doc」「Add」「Prop」「Lock」と題されたタブがあり、それぞれをクリックすることでタブの下のペインの内容が変化します。

  • Doc … mmpファイルの一般的な設定を行います
  • Add … ボタンやノブなどのインターフェースのパーツをmmpファイルに加えます
  • Prop … パーツの色やOSCアドレスを指定します
  • Lock … このタブをクリックするとインターフェースのテストモードに入ります

Docタブ

[caption id="attachment_575" align="aligncenter" width="195"]Docタブ Docタブ[/caption]

Docタブではmmpファイルの一般的な設定を行います。

以下それぞれの項目の解説です。

  • Screen Size: スクリーンサイズを設定します。お使いの機種を選んでください
  • Orientation: 立て向け(Portrait)で使うのか、横向け(Landscape)で使うのかの設定
  • Background Color: 背景色を指定します
  • Number of Pages: mmpファイルが何ページから構成されるのかを指定します
  • Initial Page Index: ファイルを開いた時の初期ページを指定します
  • Send/Receive Port: udpの送信受信ポートを指定します
  • Main Pd File: このmmpファイルと対になるメインPdパッチを指定します

Addタブ

[caption id="attachment_576" align="aligncenter" width="189"]Addタブ Addタブ[/caption]

Addタブではボタンやノブなどのインターフェースのパーツをmmpファイルに加える事ができます。

以下パーツの解説です

  • slider:スライダーを生成します
  • knob:ノブを生成します
  • xyslider:2次元スライダーを生成します
  • label:テキストの書けるラベルを生成します
  • button:ボタンを生成します
  • toggle:トグルスイッチを生成します
  • grid:マス目を生成します。縦横のマスの数はPropタブで変更可能です
  • panel:パネルを生成します。パネルにはイメージファイルを貼り付ける事が可能です

Propタブ

[caption id="attachment_580" align="aligncenter" width="189"]Propタブ Propタブ[/caption]

このタブでは個々のパーツの詳細な設定が行えます。ペインに表示される項目は選択したパーツにより異なりますが、以下の項目は全パーツ共通です。

  • Color:パーツの色
  • Highlight Color:パーツを操作した時のハイライト色
  • Address:パーツを操作した時に生成されるOSCメッセージのOSCアドレス
  • Delete:選択したパーツを消去する
  • Bring Backward:パーツを背面に送る
  • Bring Forward:パーツを前面にもってくる

以下、個々のパーツ固有の設定項目です。

  • Slider
    • Slider Orientation…スライダーの方向を、縦(Vertical)・横(Horizontal)のいずれかに設定
    • Slider Range…スライダーの出力値の領域を指定。2の場合0-1の範囲の少数、2より大きい場合は整数となる
  • Knob
    • Knob Range…ノブの出力値の領域を指定。2の場合0-1の範囲の少数、2より大きい場合は整数となる
  • Label
    • my text goes here…ラベルに表示する文章。オプション+改行キーで改行可能。
    • Label Text Size… テキストの大きさを指定
    • Label Font…ラベルに使用するフォントを指定
    • Font Type…太字や斜体などフォントのタイプを指定
  • Grid
    • Grid Dimension…横と縦のマスの数を指定
    • Cell Border Thickness…マスの境界線の太さを指定
    • Cell Padding…マスの間隔を指定
  • Panel
    • Image…パネルに貼り付ける背景イメージを指定。同じフォルダにイメージがある場合は単純にファイルの名前を入力。

Lockタブ

[caption id="attachment_577" align="aligncenter" width="190"]Lockタブ Lockタブ[/caption]

このタブをクリックするとインターフェースの編集ができなくなりテストモードに入ります。以下ロックタブの各項目の解説です。

  • Messages to/from Patch:Pdパッチへの、またはPdパッチからのメッセージが表示される
  • Clear: メッセージを消去
  • Send fake hardware data:便宜的にiPhoneを傾けた時に生じるメッセージをスライダーで生成しPdパッチに送る
  • Shake Gesture:便宜的にiPhoneを激しく振った時に生成されるメッセージをPdパッチに送る

iPhoneでPdを使う (3) – 開発の流れ

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