Pure Data Japan 2nd Session
あのPure Data祭りがまた帰ってきます。
2013年5月に、渋谷パルコ2.5Dで行われた、プレゼンあり、デモあり、ライブありのPure Dataイベント「Pure Data Japan」の第二弾が新年早々、場所を変え六本木で再び催されます。今回もPdを使ってユニークな作品やデバイスを作る猛者たちが次々に登壇します!
日時:2014年1月9日(木) 19:00-22:00
場所:六本木Bul-let’s (会場は靴を脱いで上がって頂くフロアです)
入場料:1,500 円 (ワンドリンク付)
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発表者一覧(各15分程度を予定)
小宮知久(東京藝術大学音楽学部作曲科):「Clonal Hyperplasia」
鑑賞者の顔と音声を撮って最大96に増殖、変調して作品内部に投影、6chスピーカーで出力するインタラクティブなインスタレーションを作ってみたので紹介します。
中西宣人(東京大学大学院学際情報学府):「Mozzi と Pd を用いたプロトタイピングと自作楽器」
Mozzi (Sound Synthesis Library for Arduino)とPdを用いたプロトタイピング、自作楽器B.O.M.B.、POWDER BOXについてデモを交えながら紹介します。
松井克文(東京大学大学院学際情報学府):インスタレーション「sound of borderline」
風景の境界線をリアルタイムに音に変換する、オーディオビジュアルインスタレーションを発表します。
0120ss(慶應義塾大学SFC):「Mistakes In Space」
自身で定めた枠の中での緊張と緩和を、コンピュータ・ミュージックのライブパフォーマンスを通して体験、共有したいです。
藤野純也(大阪芸術大学博士課程/音楽学):「Pure Dataによる「リズミコン」の再現」
テルミンの発明者であるレフ・テルミンと作曲家のヘンリー・カウエルが共同開発したリズム楽器「リズミコン」をPure Dataで再現し、カウエル作曲のリズミコンと管弦楽のための協奏曲《リズミカーナ》より第四楽章を演奏。
松村誠一郎(東京工科大学/Pure Data Japan):「PdでLive coding」
音を途切れさせずにパッチを作れるPdで、ライブコーディングに挑戦します。
中村隆之(株式会社ブレインストーム):「Nagi アンビエントミュージック」
Maxで開発していた「Nagi」の映像つきバージョンをPureDataに移植し、ライブパフォーマンスします。
雫英樹(パーカッショニスト):「PureDataとパーカッションの出会い」
パーカッションとPureDataを組み合わせる事で新しい演奏の可能性を探ります。実験的な挑戦を暖かい目でお楽しみください。
谷口幸平(野良研究者@tgck/taikutz.org)・小楠竜也(早稲田大学大学院):自転車をインターフェースにして音の中をサイクリングする
自転車を漕ぐことで音を奏で映像を操るインスタレーション「Audio Cycling」を2013年11月にMaker Faire Tokyo に出展しました。今回はそのレポートと制作の舞台裏をお届けしたいと思います。Pure Data を音声の制御に利用しています。
山形一生(東京藝術大学大学院絵画科油画専攻):「つかめるようにする」
PdとGEMを使ってライブします。
美山千香士(ケルン音楽大学・チューリッヒ芸術大学/Pure Data Japan):「RaspBerry PiとPdで作るマイシンセ」
人気の5000円コンピュータ、RaspberryPiにPdをインストールして安価な自分だけのシンセを作り、さらにそれをMIDI機器やRaspberryPiのGPIOを介して接続したセンサーでコントロールする方法を紹介します。
前回のPure Data Japan 1st Sessionについての情報はこちら
ピンバック: Pure Data Japan 2nd Session | Yoshihito Nakanishi