Pdコンソールウィンドウとパッチウィンドウ
Pdコンソールウィンドウ
Pd-extended(以下、Pd)を起動すると、Pdコンソールウィンドウがが表示されています。
このウィンドウにPdでのプログラムの動作結果やエラーメッセージなどが表示されます。
右上の「DSP」のチェックボックスで、PdのDSP(Digital Signal Processing)の機能、つまり音データの演算機能のON/OFFを切り替えます。ここで「音データ」と書きましたが、厳密には「シグナルデータ」と言います。一方、数値や文字列(シンボル)のデータは「コントロールデータ」と言います。
シグナルデータとコントロールデータについては「コントロールオブジェクトとオーディオシグナルオブジェクト」のページで詳しく説明します。
Pdのメニューは以下のようになっています。
ここからマウスクリックで各メニューの下の項目を選択して、機能を実行します。それぞれの項目には「新規 ⌘+N」というようにショートカットキーがあります。慣れてきたらショートカットキーを覚えると、作業が格段に速くなります。
パッチウィンドウ
ファイルメニュー – 新規を選択、または⌘+Nを押すと新規のパッチウィンドウが開きます。(Windowsでは⌘キーはCtrlキーに読み替えてください)
ここに「オブジェクト」と呼ばれるプログラムの処理を実行する「箱」を配置し、「ライン」でつないでデータの流れを作るのがPdでのプログラミングです。
text by sei matsumura