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[THE_EXPR_METHOD] 001 Modulation and Sequencing(和訳)

[THE_EXPR_METHOD] 001 モジュレーションとシーケンシング

モジュレーション(modulation)とシーケンシング(sequencing)は、サウンドシンセシスと音楽制作にとっての土台である2つの建築ブロックのようなものです。前者は音の精細な細部と音色をコントロールし、後者は時間上の音楽的なイベントのアレンジと構造を扱います。それらの定義は以下のように要約することができます。


モジュレーション:パラメータに連続的なシグナルを供給して、時間経過につれてパラメータの値がスムーズに変わっていきます。
シーケンシング:パラメータにシーケンスの値を供給し、時間経過につれてパラメータの値が離散的に(飛び飛びに)変わっていきます。
モジュレーションはサウンドシンセシスの「導入部」としてよく教えられるので一般的に理解しやすいものです。振動音(oscillating sound)の3つの特性(周波数、振幅そして位相)はすべて変調される対象となり、面白い結果が生み出します。
一方、シーケンシングのためだけにデジタルオーディオシグナルを使うことはあまり馴染みがありません。その本質的な目的は連続的なシグナルを量子化して離散的な「ステップ」にすることです。その結果、シグナルが連続的であっても値に応じた量子化がされます。また、与えられたシグナルの「解像度」を減少させることという考え方もできます。ある例はDSP版のステップカウンタを作ります。
そのようなカウンタを作るトリックは、(最大値をカウントする)変数で単純に乗算し、計算結果から整数部分だけを取り出します。例えば、

[phasor~ 1]->[*~ 5]->[expr~ floor($v1, 0)]

これは1秒間に0から4までカウントするシグナルの結果になります。
モジュレーションとシーケンシング両方についてよく理解するには、これから続くトピックについて把握し、より一歩進むことが重要です。以下の質問はこのお題へのアプローチのスタートポイントになるかもしれません。

EXAMPLE PATCH: 001_mod-seq.pd

質問

モジュレーションとシーケンシングの相違点と共通点はなんですか?

それらは本質的に同じですか?

それらはどこに用いられるでしょうか?

 

※この翻訳はChun Lee氏の[expr~]オブジェクトを使った作曲パッチの制作メソッドを和訳したものです。Chun Lee氏の許諾を得ています。
元サイト

例題パッチをダウンロードできます。

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